ユニークな研究をたたえる「イグ・ノーベル賞」が発表！

親ガモに続いて何匹もの子ガモが続いて一列になって歩く姿を微笑ましくご覧になったことがあることでしょう。

これを題材にした研究が、「イグ・ノーベル賞」を受賞しました。
「イグ・ノーベル賞」とは、ユーモアあふれる科学研究を顕彰する賞です。
近年では、私たちの身近な題材が取り上げられることも多く、科学の面白さを教えてくれる絶好の機会であると、高い関心を集めています。

そのほかの賞に関して

このほど、アメリカ、中国、イギリス、トルコの研究者の国境を超えた共同研究「子ガモの編隊泳法」が、物理学賞に選ばれました。

子ガモが親ガモの後ろで隊列を組んで泳ぐのは、母ガモが発生させる波に乗って進むことで、抵抗を減らし、省エネの恩恵を受けることを実証したそう。
この原理は、海上輸送にも役に立つ可能性があるということです。

昨年ノーベル物理学賞に輝いた真鍋淑郎さんは、「好奇心をもって研究を」と若い世代に呼び掛けていました。
ほんの小さな好奇心がきっかけとなり、莫大な時間と労力をかけて世紀の大発見が生まれます。
次は、どんな研究者がどんな大発見を発表してくれるのか楽しみですね！